情処用語辞典

コールドスタンバイシステム

説明

システムの稼働率を向上させるための障害対策手法の一つ。本番系以外に同一構成の待機系システムを用意しておき、本番系に障害があった場合に待機系に切り替える方式です。本番系稼働時は待機系は停止しておきます。

待機系は電源を落として本当に停止している場合もありますし、別の用途に使っていてマシン自体は動いているという場合もあります。

普段待機系のシステムが停止しているため、他の手法と比べるとコストを抑えることができますが、障害時の待機系への切り替えに時間がかかります。